日. 12月 21st, 2025

1990年代末に市営はざま荘と千種台中学校は解体され、再開発により建て替えられました。1998年当時、高校時代に撮った写真が見つかりましたので掲載します。

私の母校である千種台中学校の旧校舎が見えます。

この公園に確か昔、学童保育所があったはずです。ここの雑木林で小学時代にカブト・クワガタを採集した思い出があります。

南側に増築されている事例は市営はざま荘以外、近隣にあった市営霞ヶ丘荘や市営金児荘でも見受けられました。

無人となり解体が進むはざま荘に、1匹のネコがいました。人懐こくて付いてきましたので、団地の地域猫だったと思われます。ここにはもう誰も人は住んでいないんだよ。誰かに引き取られればいいのにな、と当時思いました。

この白黒ブチのネコに出会った1998年から4年後の2002年に、この場所から数百メートル地点にある我が家へ♀の黒ネコがやって来て、軒下で白黒ブチの子ネコを生みました。そしてその子ネコはうちの飼い猫になったのです(名前:チョップ♂ 2002年~2010年 下記URL参照)。

ひょっとしたら、この写真のネコはうちのチョップのご先祖猫(あるいは親戚猫)では?とか思ってみたりしてます。

解体時には、廃家電をよく見かけました。解体現場特有のなんとも言えない独特の匂い(粗大ゴミ置き場と似ている匂い)が思い出に残り、今でも一戸建て解体現場を通りかかると、似たような匂いがしてふとこの昔のはざま荘解体現場が頭をよぎります。

桜の木が多く植えられているのが特徴でしたが、これは建て替え後の現在のはざま荘にも引き継がれています。

はざま荘は、我が家(下記URL参照)が建ったのと同じ時期である昭和33年前後に、同じ施主である名古屋市住宅供給公社が建てているため、玄関灯やトイレ灯などの電設部材が我が家と全く同じだったりして興味深かったのです。

はざま荘に住んでいた訳ではありませんが、2階建てテラスハウスそのものや、緑豊かな団地でありとても気に入っていたため、解体・再開発は印象深い出来事でした。

※撮影機材:MINOLTA X-700+COSINA 20mm F3.8 & FUJI トラベルミニ WIDE-P(28mm F3.5) & FUJI トラベルミニ DUAL-P(28mm F3.5/45mm F5.5)

※余談・カメラ遍歴)↑は1990年代後半期の撮影機材(当時物)。

小学時代に、まずは家にあったフラッシュフジカやリコーの固定焦点式カメラで始まり、ジャンクのミノルタSR-7、そしてミノルタX-7にて念願の一眼レフで撮り始めたものの、標準レンズの50mmですと景色を広範囲に1枚で捉えることができないのが不満でした。中学時代から使い始めた超広角レンズである20mmのコシナ単焦点とミノルタX-700の組み合わせは、悲願の超広角であり、大のお気に入りで大学時代までこれで撮っていました。富士フイルムのコンパクトカメラであるカルディア・トラベルミニ系統は、90年代後半期にはカメラ店のジャンクコーナーにて数百円程度でよく売られていましたので、お店のジャンク箱に登場したら即確保していたので何台も保有していました。広角の28mm側の描写がとても良く、普段携行するコンパクトフィルムカメラとしては一番頻繁に使いました。

1997年頃の市営はざま荘(解体前)と、市営霞ヶ丘荘(解体後)。

※撮影機材:SONY CCD-TR205

By 野澤高士

1981年、名古屋市生まれ。

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